軽やかで涼やかな、リネン素材

独特の軽やかさ、涼やかさを持つ素材として重宝されているのが、リネンです。
リネンは麻の事をさし、高級品質が魅力のアイリッシュリネンや、ヘンプ、ラミー、ジュートなど、様々な種類があります。
非常に摩擦に強く、通気性が良いことから、インテリアアイテムとしての相性も抜群で爽やかな見た目がインテリアデザインにも活用しやすいでしょう。
参考サイト:麻・リネン 生地の森

リネンは肌さわりも良い事から、肌に直接触れるタイプのアイテムにも頻繁に利用されます。
枕やベッド寝具、更に、カーテンやクッション、ソファに至るまで、有りとあらゆる所に活用可能な、オールマイティ素材として、愛されているでしょう。
使えば使う程、その家ならではの味が出てくるのもリネンの魅力で、同じリネンを使っている家でもそれぞれ何と無く雰囲気が違う、その家だけの味わいを出す為に、一躍買っている素材と言えます。

どんなインテリアに取り入れられる?

リネンは非常に丈夫で、さわり心地もバツグン、通気性も良いことから、様々なインテリアに取り入れられています。
カーテンなどのアイテムを始め、クッションカバーやソファーカバーなど、直接肌に触れる機会が多いアイテムに取り入れられる事が少なくありません。

また、テーブルマットやコースターなどの小物類に利用する事で、味わい深い、暖かみのあるインテリアへと早変わり。
大きめのアイテムと違って始めての方でも取り入れやすいため、リネンを生活に気軽に取り入れたいという方は、こうした小物類からチャレンジしてみても良いでしょう。

リネンアイテムの中には、リネン純100%アイテムの他にも、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維と合成して作られたタイプの商品も多くあります。
より丈夫に、お手入れも楽、安価で手に入るのが特徴ですが、通常のリネン商品を比べると、肌さわりなどが全く異なりますので、さわり心地にこだわりを持つ方は注意が必要です。

お手入れ方法に注意!

天然繊維のリネンは、科学繊維とは異なり、お手入れに気を付け無いとすぐにダメージを受けます。
リネン100%のアイテムをインテリアに取り入れる場合は、日頃のお手入れに注意をして、極力ダメージを防ぎましょう。

まずしわになりやすく、湿度によって伸縮しやすいアイテムですので、洗濯がネックになります。
何も考えずに洗濯機に放り込んでしまうと、縮んでしまう、しわだらけで使えなくなるなど、素材そのものがだめになってしまう可能性が高いでしょう。
選択をする際にはクリーニングが、優しく手洗いが基本です。

また、お手入れだけではなく、リネンならではの難点もあります。
遮光性がないため、カーテンに使うと光を通してしまうという部分や、素材が高級であればある程お値段が高いなど、日常使いで気を使わないといけない部分もいくつかあるのです。
活用する際には、リネンの良さを生かしつつ、難点を理解した上で活用出来るよう、ある程度リネンのことを勉強してから、インテリアに取り入れる事をおすすめします。