意外とやりがちな、NGなお箸の使い方に要注意!

食事を食べる際に活用するお箸ですが、このお箸を使う際には、失礼が無いように、マナーを守ることが大切です。
ですが、非常に身近なアイテムだからこそあまり知らないマナーも多く、知らないうちに、NG箸の使い方をしている可能性があります。
知らないでやってしまうNG箸のマナーには、例えばこのようなタイプがあるでしょう。

非常に多いのが、移り箸です。
一度箸をつけた料理を、口に運ぶこと無く、そのまま別の料理に箸をつけることを指しますが、こちらはおかずが並んでいるとき等に起りやすいマナー違反です。
ご飯を食べようと一旦箸をつけたけど、気が変わってやっぱりおかずに箸をつけることにした、等も立派な移り箸ですので、移り気にならないように、スマートに移動をしましょう。

次に、洗い箸です。
納豆などのねばねばした物や、少し味が濃い物を食べた後など、他のおかずに味が移らないように、味噌汁などで箸を洗って食べる方もいるかもしれませんが、こちらは実はNGマナーになります。
他の料理に味がうつる事を恐れて、あえてやっている方も多いですが、表立ってパシャパシャと洗ってしまうと、見た目も良くありませんので辞めましょう。

3つ目は、押し込み箸です。
箸を使って料理を口の中に押し込む行為で、口の中がパンパンな時や、箸で掴んだお菓子を口の奥深くに入れようとして、グイッと箸で押し込む事は、NGマナーになります。
あまり食べ姿も美しくありませんので、箸で取った物は押し込む事無く、サッと口の中に入れて下さい。

このようにマナー違反を挙げるとキリがありませんが、いずれの場合もあまり食べ姿が美しく無い為、マナー違反とされている事がほとんどです。
せっかくの食事を楽しむ為にも、マナー違反となる行動は避けて、料理を丁寧に楽しみましょう。

よくあるお箸のNGマナーにもご注意!

お箸を口に加えるくわえ箸や、おかずなどに箸を突き刺して取る刺し箸、どのおかずを取ろうかうろうろと迷ってしまう、迷い箸などは、鉄板お箸NGマナーですが、なかなか減るこがありません。
また、別の人のお箸と自分のお箸を重ねて料理を渡す行為や、ご飯にお箸を突き刺す行為も、葬儀を彷彿とさせる為、絶対に辞めましょう。
日本人ならではの独特の風習、しきたり的な部分ですが、社会人として最低限守れないと恥ずかしいマナーですので、注意が必要です。

お箸を使う場面は和食に限らず、洋食でも増えています。
外国人旅行者がお箸に挑戦する事も多く、教える機会も年々増えていきますので、正しいお箸マナー、お箸文化を伝えられるように、日頃から食事の際に特訓をすると良いでしょう。
お箸マナーを覚えることで、食べ方が綺麗になり、それだけで魅力がアップします。